親から子へ、子から孫へ
母親のお腹に新しい命が宿ると、安産を祈り、子の健やかな成長を願う。
やがてそのお子様が新たな家族を築き、また命を育んでいきます。
連綿と紡がれていくこの命の営みは何よりも尊いものです。
ご家族のハレの日に、誠の心を持ってご奉仕いたします。
安産祈願
~授かった命と母親の健康を祈る~
妊娠5ヵ月目の戌の日に、神社で『安産祈願』をすることを「帯祝い」といいます。
これは、授かった赤ちゃんの無事成長と妊婦の安産をお祈りし、ふくらみ始めたお腹に「さらし」や「腹帯」を巻くという風習で、古くから日本で続けられている神事です。
この「さらし」や「腹帯」は「岩田帯(いわたのおび)」といい、母体の保温や保護をするだけでなく、赤ちゃんを守り包む心の表れでもあります。
安産祈願は妊娠5カ月目の戌の日に行われるのが一般的ですが、母体の体調により、5カ月目以降の戌の日を選んで参拝されても問題ありません。
ご予定を合わせて神社にお参りをし、無事の安産、母体の健康、そして授かったお子様の健やかなる成長をご祈願しましょう。
初穂料:5,000円
ご祈願はご予約をいただいておりますので、『戌の日』カレンダーをご参照の上、 お電話にてお申込みください。(TEL 0274-22-0414)
※当社にも用意はございますが、腹帯をお持ちの場合は、お祓いいたしますのでご持参ください。
※戌の日以外のご予約もお受けしております。
お宮参り(初宮詣)
~感謝を伝え健やかな成長を祈る~
お生まれになったお子様が、ご家族とともに初めて神社にお参りすることを、『お宮参り』や『初宮詣』といい、無事に生まれたことを神様に感謝するとともに、これからの健やかな成長をお祈りする神事です。
一般的に、
男児=32日目
女児=33日目
に行うとされていますが、近年ではその日数に限らず、赤ちゃんや母体の体調、また、ご家族のご都合に合わせて『お食い初め(100日目頃)』より前にお参りされることが多いようです。
打ちかけの着物(祝着)は、父方の祖母が赤ちゃんを抱き、赤ちゃんを覆うように掛け紐を結びます。
母方の祖母や母親が赤ちゃんを抱いても差し支えありませんし、祖父や父親が希望して赤ちゃんを抱かれるというご家族もおられますので、皆様でお子様をお祝いしましょう。
初穂料:10,000円
ご祈願はご予約をいただいておりますので、お電話にてお申込みください。
(TEL 0274-22-0414)
※「祝着」は当社にも用意がございますので、受付時にお申し出ください。
お食い初め
お食い初めとは、子どもが一生食べるものに困る事が無いようにと願いを込めて、生後100日頃を選んで行う儀式です。
※実際に食べさせるのではなく、儀式用の料理を赤ちゃんの口元に近づけて食べさせる真似をします。
儀式用献立は一汁三菜で、「赤飯、焼き魚(鯛)、煮物、汁物、香の物」となり、これには生きる上で必要な食材として、「穀物、海の幸、山の幸、飲物、塩」を与える意味合いがあります。
七五三詣
~七つ前は神のうち~
七五三詣とは、7歳・5歳・3歳に当たるお子様が、生まれてから今までの無事をご神前で感謝を申し上げますとともに、今後の健康と無病を祈願する人生儀礼の一つです。
日本では、昔から子どもは“七つ前は神のうち”といわれて来ました。
これは、7歳になるまでの子どもは神様の世界に近い存在だと考えられているからです。
力が弱く、不安定な存在である子どもが、それぞれの節目にお参りして神様のご加護を受け、七つを過ぎると正式に人の世界に入ったとみなされます。
3歳の男女:髪を伸ばす『髪置(かみおき)』
5歳の男児:初めて袴をつける『袴着(はかまぎ)』
7歳の女児:子どもの着物から、大人同様の着物を着る『帯解(おびとき)」
本来、七五三は11月15日に住んでいる地域の神社やお寺に参拝します。
近年では、10月中旬~11月下旬での土日祝日や、ご家族の都合に合わせた日にお祝いをするご家庭が増えています。
諏訪神社にお参りいただき、ロケーションを活用してご家族の皆様でお子様をお祝いしましょう。
初穂料:お一人 5,000円
ご祈願は基本的にご予約をいただいておりますので、日時をご検討の上、電話にてお申込みください。ご予約のない場合はお待たせしてしまうこともございますが、ご了承ください。(TEL 0274-22-0414)
■ご祈祷時間
9:00~16:00まで30分毎のご案内
※ご祈祷時間の10分前には受付をお済ませください。
■七五三期間
10月上旬~11月下旬(左記以外の時期はご相談ください)
※時期によっては千歳飴のご用意ができないこともございます。